第37期修了生挨拶

第37期修了生挨拶

　第37期生を代表して挨拶させて頂きます、F-wave株式会社の緒方です。日頃、大勢の前でスピーチする機会が無いので、今回この様な機会を頂き、ありがとうございます。

　前回、この開校式の私の感想ですが、ご覧の通り、中崎総師範が怖そうな方だったので、この道場へ参加した事を、少し後悔していました。皆さんの中にも今、不安に思っている方もいるかもしれませんが、安心して下さい。実は、とても気さくな方です。

　皆さんの多くは、このひのくに道場に参加するにあたり、会社の先輩や上司の方から、ここでどういった事を行うかを事前に聞き、それなりの覚悟で今日、ここに来ていると思います。中には上司から「行け」と言われ、しぶしぶ来た人もいるかもしれませんが、この研修はそんな自分を変えるチャンスです。早い段階で意識を変えた方が有意義な研修になると思います。皆さんは会社や上司に期待されているから、この研修に参加しているという事を忘れないでください。

　私は、この研修を通じて、チームワークが一番大事だと感じました。第37期では最優秀賞を頂きましたが、決して目立った活躍をした訳ではありません。1位を取る事を目標とし、チーム一丸となって努力した結果です。第1単位、第2単位、第3単位でメンバーは違いますが、それぞれのメンバーに感謝しています。

　そこで、私がまず自社に帰って実践したのは、この研修で行ったグループディスカッションです。私の職場では交代勤務で作業しており、グループ内で話し合う期会があまり無かったため、各グループのコミュニケーションの活性化を目的として、1時間程度のグループディスカッションを2週間に1回の頻度で行いました。チームワークというのは数値化できないので、改善効果としては表せませんが、各自の仕事に対するモチベーションも上がり、以前より良い職場になったと実感しています。今後もここで学んだことを少しずつではありますが、職場に展開し、より良い職場にしていきます。

　今回リーダーになられた方は、初対面のメンバーをまとめるのは特に大変だと思いますが、ひのくに道場でしかできない貴重な経験だと思います。リーダーの方はリーダーシップを学び、メンバーの方はメンバーシップを学び、チーム一丸となって、明日1位を取る事を目標とし、各チーム頑張ってください。