今年で「ひのくに道場」は20年を迎えました。

参加企業120社、卒業生866名という結果が残せました。
なんでもそうですが、20年もやってくれば紆余曲折があります。

 そもそも20年間、この「ひのくに道場」を始めたきっかけはオムロン飯田の社長の転勤に始まります。
 21年前、その社長は熊本に転勤し、地場の製造業の改善の必要性を感じ、私に改善道場をやって欲しい、と要望しました。
 そこで地場の製造業を回り、その実態を把握し、「ひのくに道場」を開くことにしました。
 そこから2,3年は順調でした。

 しかし、その方が退官され、事務局が変わり、「熊本は研究開発拠点を目指すのだから、そもそも現場の改善なんて必要なの」という意見が出始め、一時衰退し、そこにリーマンが加わり、参加者は一時大きく減っていきました。

 しかし、それを救ってくれたのが、地場の製造業の方々でした。
 徐々に地場の製造業に「ひのくに道場」が浸透し、今では毎期新しい会社が加わるというように本来の目的、地場の製造業を支援する、ということが果たせるようになりました。
 その数が、「道場は必要」という無言の意見となり、今の道場を支えてくれています。
 本当に、地場の製造業の方々には感謝しております。

 そして、また新たな課題。
 これは今の時代に沿った課題ですが、「夜遅くまでやるのはいいのか」という意見です。
 これに対しては、昨年、カリキュラムを見直し対応しました。

 以上のように「ひのくに道場」は3回の閉鎖の危機に見舞われながら、それをそのたびに乗り越え、20年間続けてこられました。


「今の時代」の存在も道場の継続には大きな役割を果たしています。
 改善はこれからの時代を生き残っていく原動力であり、それを果たすためにこれからどういう時代になるのかを先読みしなくてはなりません。
 つまり、時代が変わる前に自分達が変わり、生き残っていくという発想が必要になります。
 それを可能にしたのが、「今の時代」です。

 「今の時代」により、「ひのくに道場」は、20年の間にテーマを3回変えてきました。
 第1期は、コストダウン
 第2期は、グローバルで通用する人材育成
 第3期は、これらの時代を支える人材育成
です。
 そして、一昨年から新たな「ひのくにIoT」を開催し、第3期のテーマに、
 これからの時代をテクノロジーを駆使して生き残っていく人材育成 を加えました。

 しかし、変わらないこともあります。
「ひのくに道場」の狙いは、「人材育成」です。
 企業は人です。
 人づくりはモノづくりです。
 いつの時代も一番大切なのは「人材育成」であり、それが道場を継続していく必要性になっています。

 よく、「継続は力なり」と言いますが、これは2つの意味があると思います。
 一つは、継続していくことにより力やノウハウが蓄積されるという意味。
 もう一つは、継続していくためには努力が必要であるという意味。

 これからも「ひのくに道場」は時代を先取りした「人材育成」を続けていきます。

 次世代になってもご支援よろしくお願い致します。
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