連休の過ごし方

 5月連休は、いつも「今の時代」を作っている。
新しい年度になり「今の時代」のセミナーを必要とする企業やセミナーが急増するからだ。
 この作業がたいへん。
 2021年の1月1日から4月30日の新聞記事をすべて整理(切り出し)・整頓(グルーピング)し、時系列に並べグループ内の流れを把握し、グループ間の関係を明確にし、全体のコンセプトを「時代の流れ」としてとらえ、その延長線上にある将来を予測する。
クライアントにとっては自社と自分の立ち位置を知り、うちにとっては将来必要となるコンサルティングを知る大切な資料だ。
 作り始めたのは1999年、今から22年前だ。
それまで上昇一本の日本経済がバブルの崩壊で変調し、リストラ、工場閉鎖、採用抑制をし始め、改善活動を停止し、人材育成もおろそかにし始めた時期だ。
それまではTPMという設備改善のコンサルをやっていたが、どうも設備の稼働を上げるだけではダメで、このままでは仕事がなくなってしまうのではないか、将来どうなるかを予測しお客様の必要なツールを提供しなくては会社が潰れてしまうのではないかという危機感から作り始めた。
 とは言っても時代を読めるようになるには2,3年は必要とし、2001年頃からは既存のツールにはないツールを創り始めた。
 ロスコスト、スピーディーに効果の出る改善ツール群、SCM、異物ゼロ、不良ゼロ、ポカミスゼロ、モラルアップと43のツールを創り続け、現在も更新し続けている。
お陰で今年で30年を迎えることができた。
 だからこの連休の過ごし方は、仕事をしていく上では必須であり、時代の流れを自分の頭の中で整理・整頓できる大切な時間だ。
 ちなみに、年末年始も1か月近く休み、新しいツールを作っている。
 私にとって連休は、頭の整理・整頓をする時間であり、頭をストレッチする時間だ。

やっぱり偉くなる人は違うなぁ

 先日、ある会社の役員とお会いし、感動した。
初対面なのに私のこと、私の会社のことを知っているのだ。
ホームページを読んでくれたみたいだ。
 通常、私たちは、仕事の依頼が来た会社、セミナーに参加してくれる会社を事前に調べ、会社の概要、何を必要としているか、以前に教えた事例がないか、を把握した上でその会社の方と会う。
つまり相手を事前に知ることを常識としている。
 しかし、この30年コンサルティングをしていてそんな方をお会いしたのはこれが2回目でいかに今回の経験が希ということがわかる。
 1回目の経験はパナソニック電工の品質担当の役員とお会いした時だったが、その時も驚き、「やっぱり役員になる人は違うなぁ」と感心した。
そしてその時、もっと驚いたことは私の知らなかった私のことを知っていたことだ。 私は、パナソニックでコンサルティングをしていた時に、「飲み会三カ条」というのを語ったそうだ。
それをネットに載せた人がいて、それをその役員の方がお読みになり、会ったその瞬間に
「飲み会の三カ条守ります」と言われ、「えっ」って驚き、「ここに出てますよ」と言われ、それを見て驚いた。
 会った瞬間に脱帽だった。

彼を知り己を知れば百戦危うからず

 孫氏の兵法はビジネスでも使える。


ポカミス、重版(6刷)です! ありがとうございます!!

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