明けましておめでとうございます

正月は毎年来るもので、その前後、つまり年末年始は全員が休んでいるので、1年を振り返り、自分に何があったか、年初に立てた目標は達成できたか、今年は何をやるか、をじっくりゆっくり考える時間が持てます。
人生100年といってもアッという間。
その100年を毎年何をどう考えどう生きてきたか、何も考えずにあるがままに生きてきたかは最後に大きな差が出る(ある)と私は思います。
去年と同じ今年。
これは退化であり、その退化の積み上げの結果があと38年後に来るかと思うと恐ろしくなります。
なぜなら、その年になった時にはもう取返しがつかないからです。
 昨日より今日。今日より明日。
去年より今年、進化していく人生を送りたいと思います。
 そして死ぬ間際、自分の歩んできた道程を自分が達した頂上から見下ろし、満足して反省して死にたいと思っています。
 60過ぎで今までと変わったのは死生観です。
どう死のう。そのためにどう生きよう。と考え、日々生活しています。
男は立派に生きて、潔く死ぬ。カッコよく生きて、カッコよく死ぬ。
これが、今私が持っている私の死生観と生き方です。

 といった背景から、昨年あった出来事ベストスリーを発表します。

第1位:もちろん「異物の本」を書き上げたこと

 書き上げるのに13か月かかりました。
 その間、周りの人たちに迷惑をかけたことも後から聞きました。
自分も毎日、イライラしていたと思います。
すべてのことを投げうっても書こうという気持ちがあり、毎日毎日早朝から書き、休みは朝から晩まで書き、とにかく書き続けた記憶があります。
 枕元にはバインダーを置き、思いついたことをその場で書き、朝一から書き残しました。
しかし、次の日になると更に良いアイデアが浮かび、また書き直しました。
この(気付き→書き直し→書き直し→書き直し)がアイデアを熟成させていったのだと思います。
そういった意味では、今まで中途半端な知識を熟成させてくれたのがこの13か月でした。
 しかし、1月3日の日経の最終28面の小説「ミチクサ先生」によると、夏目漱石は「草枕」を5日間で書き上げ、「坊ちゃん」を10日で書き上げたということであり、その差にあまりの自分の文才のなさにあきれると共に、「まっそんなもんだろ」という正直な感想を持ちました。
 また、しかし、そのような感覚を持てる自体が本を書いたという自分の体験によるものからであり、書くことの自分に与えた感覚をうれしく思いました。
 ただ、しばらくやめます。
この13か月はあまりにも過酷であり、従来の仕事をしながらそれも全く手を抜かずにやり通したので心身ともに疲れ切りました。
年末年始の解放感といったら天国のようです。
好きなテーマで好きなだけ勉強ができ、仕事の中で気になった手法の問題点を補修し、楽しく仕事をしています。
 今年は、「モラルアップへのアプローチ」を完成させます。
 産業・組織心理学の観点から今持っている手法に学問的な見地を加え、理論的に立証していきたいと思います。
<追記>
 昨年、5Sの本が1回、ポカミスの本が2回、重版されました。
ここまで書いた本は4冊で11,000部。
良い感じです。

第2位:IoT体験ラインセミナーができたこと

 6年前から始めたIoTの普及が見えてきました。
その原動力は、体験ラインの構築とHitorigotoの提供です。
広島、茨城、神戸で展示し、実証実験に入る企業もありました。
思い起こすと6年前に自分で独自のコンセプトを作り、北は北海道、南は九州まで行き62回の講演会し、それでも導入してもらえず、やっと実際に導入にまでこぎつけたのが昨年でした。
これこそ努力が実を結んだ事例(体験)です。
無から有。自分を信じて続ける。
これを体験させてくれたのがIoTとの出会いです。
 スタート当初、協力してくれた企業37社のうち、現在もお付き合いしている会社が1社というのもこの業界の移り変わりの激しさを示していると思います。
 本来、ロンド・アプリウェアサービスとい会社は、ITをやりたくて創った会社で、お客様とITの間にあるアプリケーションを提供する、いわゆる、現在のいうところのサブスクをしようと創った会社です。
 今年は、長年蓄積した改善ツールを武器としてロンドの本業にも回帰します。

第3位:ひのくに道場20周年

 熊本で始めた「ひのくに道場」が昨年で20年を迎えました。
 20年間の参加者899名。
 現在も毎回人数が増え続けています。
 これ(20年間、899名、増え続けている)は、今の時代が「ひのくに式人材育成」を求めるという証左であり、今の日本人のモラルが低下しているということだと思います。
 一部では、「軍隊じゃない」、「厳しすぎる」、「昭和式」という意見もありますが、軍隊が国を守る訳で、厳しくても中では常に笑いが絶えない訳で、みんな楽しんでいる訳で、日本を近代化、グローバル化したのは昭和という時代である訳です。
 大切なのは、企業からお預かりした人たちをやる気にさせ、知識を習得してもらい、帰ったら現場のリーダーとなり会社に貢献し、その結果、個人と会社がWIN/WINの関係になることです。
 「ひのくに道場」が良いか悪いかは、参加者の数が決めてくれます。
私は、時代が求めている限り、会社が求めている限り、参加者がこれからの日本を背負っていこうと思っている限り、「ひのくに道場」を続けます。
 とは言っても、歳もありますからいつまでも続けられるものでもありません。
私の「ひのくに」は、参加者が1,000名を一つの区切りとしたいと思っています。
「ひのくに」の真価は、私が辞めた後に問われると思います。

今年もよろしくお願いします
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